病理医の読む書籍、買いたくなる書籍①

こんにちは、patholtanです。

 

病理医と言えば、、、本です。ちなみに自分は病理がらみの書籍に1000万円近く使っていると思います。

 

病理医が読む本・買いたくなる本にはいろんなタイプがあります。

 

①すべての臓器について記載のある本

②癌の取扱い規約、WHO分類

③領域別、臓器別の書籍

④臨床医向けだが、画像あるいは内視鏡像と病理の対比が書かれている本

⑤どこかの病院でされているカンファレンスをまとめた本

⑥病理初心者向け、研修医向けの本

⑦まず開くことはないけど、これを逃すと買えなくなる本、すでに絶版とか、マニアックとか、昔所属していた施設にあってお世話になった本をたまたま見つけたとか

 などなどです。

 

実例を出しながらお話ししていきたいと思います。

 

今回は①、すべての臓器について記載のある本です。

広く浅く知識を増やす、通読するのに向いています。例えば、日本語であれば「外科病理学」だし、英語であれば「ROSAI AND ACKERMAN'S Surgical pathology」などがそれらにあたるでしょう。

 

自分が週に数回、いろんな病院に出向いて病理診断していた時には、車にこれらの本を忍ばせていました。なので日焼けしてしまいましたけど、、、読むによし、調べるもよし。ただ、現時点ではどちらもハードカバーでなおかつ分冊となっています。読みにくく、開きにくいよね、ハードカバーで分冊の厚い本って。