気を付けていること

病理診断するにあたって、 ①急ぐ ②何か他のことを気にする ③体調が悪い これらの時は要注意です!!普段ではありえない、とんでもないミスをしがち。 なので、少しでも難しいと思うものには無理にその時に診断せず、再度見るようにしています。 上記以外でも…

事務的なこと

滞るとモチベーション下がるよね~。モチベーションを気にしないようにすることも大事?でも、無理は禁物!やる気がないときはやらない方がいい時もあるし。

Pathport

以前紹介した新しい取り組み。大成功していると思っています。 現在では臓器専門性の強い分科会が複数立ち上がり、レクチャー形式のものや若手が引っ張るものもできました。「若手が積極的に会を立ち上げる」というのは素晴らしいことです!!! 個人的にメ…

おお久しぶりです

ぱそろたんです。 個人的にはブログやYoutubeなど興味はあるものの、続けられないんだよね~。向いていないのかな~ 今日もお仕事がんばります。

「一人病理医」に光明。「PathPort どこでも病理ラボ」

だいぶん間が空いてしまいました、お久しぶりです。「一人病理医」のpatholtanです。以前からお話ししている「一人病理医」に一筋の光明が差し込んだ、というお話しです。 「一人病理医」とは病院に勤務する常勤病理医が一人しかいない状態によく用いられる…

手術材料の病理診断

手術で採取された臓器はホルマリンで固定された状態で病理診断科に提出されます。それをどのようにして診断していくのか、順を追ってみていきましょう。 ①病理に提出されるとまず、「受付」という業務が発生します。この材料が誰のもので、何の臓器かを病理…

病理医が読む書籍、買いたくなる書籍⑦

大、久しぶりです、patholotanです。 新型コロナ、まだまだ制圧できませんね。やはり「with コロナ」としての対応、ということに尽きると思います。政府の対応も中途半端だと思っています。基本的には「強く、短い」対処が効果的だと思っています。中途半端…

病理のYoutube

病理関係のYoutube、あるけどあんまり人気ないみたい。マニアックすぎるし、そもそも病理標本の動画をみたいっていう人は限られるもんね。なので、「どうやったら病理医になれるのか?」「病理医の一日」「病理医の収入」「病理医の悩み」みたいな内容であれ…

あ、結構あいちゃった、、、新型コロナと病理

ブログって毎日書きたいけど、結構面倒なんだよね。で、ついつい放ってしまって、、、 最近は新型コロナで、健診を止めたり、外来や内視鏡を絞ったり、そもそも病院への入館の際に問診票を配ったりと、病院はいろいろ、そう経営的にも大変なんです。 病理は…

病理医が読む書籍、買いたくなる書籍⑥

こんにちは、patholtanです。 今日は ⑥病理初心者向け、研修医向けの本、(看護師向けの本もですね) についてです。 知識として知っているが、人に教える時に便利な本や専門医試験に出やすいものを集めているものまであります。また、読み物になっているも…

病理医が読む書籍、買いたくなる書籍⑤

おはようございます。patholtanです。朝は涼しくなりましたが、昼間はまだ暑いですね。 さて、今日のお話は、 ⑤どこかの病院でされているカンファレンスをまとめた本 についてです。 例えば 「実践的 泌尿器腫瘍病理診断 」 「画像と病理の対比から学ぶ膵癌…

病理医の読む書籍、買いたくなる書籍④

こんにちは、patholtanです。 ④臨床医向けだが、画像あるいは内視鏡像と病理の対比が書かれている本 例えば 「臨床と病理のための乳腺MRIアトラス―画像と組織像の完全対比 」 「臨床と病理のための乳腺疾患アトラスーUS・MMGと組織像の対比」 「乳腺画像・病…

病理医の読む書籍、買いたくなる書籍③

おはようございます、patholtanです。 ③領域別、臓器別の書籍について 日本語であれば腫瘍病理鑑別診断アトラスのシリーズ、癌診療指針のための病理診断プラクティスのシリーズ。小児腫瘍組織カラーアトラスのシリーズ。 英語であればAFIPのtumorシリーズ、n…

病理医の読む書籍、買いたくなる書籍②

こんにちは、patholtanです。 ②癌の取扱い規約、WHO分類、について。 これは病理の通常業務で必須です。取扱い規約もWHO分類も改訂されていくので、追いついていくことが求められます。ただし、問題もあります。 第一の問題としては、癌の取扱い規約とWHO分…

病理医の読む書籍、買いたくなる書籍①

こんにちは、patholtanです。 病理医と言えば、、、本です。ちなみに自分は病理がらみの書籍に1000万円近く使っていると思います。 病理医が読む本・買いたくなる本にはいろんなタイプがあります。 ①すべての臓器について記載のある本 ②癌の取扱い規約、WHO…

お久しぶりです。

おはようございます。patholtanです。 9月も終わるというのに時々暑くなったりするので、服選びや体調管理が難しいですね。ちなみにpatholtanは夏の暑さ、そして湿度に非対応なので、早く寒くなればいいと思っています。 今日はお久しぶりですが、特に書きた…

周りを見渡せば、、、

おはようございます。ぱそろたんです。 最近アマゾンでつい、ポチポチしてしまします。 仕事場の机の上をもう少し有効活用できないかと、幅180cm、奥行45cm、高さ90cmのメタルラックをポチってしまいました。 机の上にあった、PC本体、書籍を棚に上げ、机の…

写真は自分の見たいところを撮っておくもの。

こんにちは、patholtanです。 写真を撮影すると、どうしても撮影者の意識というか私意・恣意が入ってしまいます。ここを見せたい、自分にはこう見えるけどそうでしょ?って感じに。 本来、写真とはそういうものでいいと思います。ある風景から自分の思いのま…

プレゼンテーション

おはようございます。 仕事場の中でも外でもプレゼンテーションする機会があります。何回しても慣れないものですが、どんな人が聞くのかを意識してプレゼンの準備をするのが肝です。 病院内であれば、聞く人が医師なのか、看護師なのか、事務方なのか、臨床…

僕の正義とあなたの正義

おはようございます。 人はそれぞれの立場、役割によって違うことを言うでしょう。例えば、車と自転車で出会いがしらにニアミスをしたとします。自転車側の人は「そっちの方が図体でかい乗り物運転してるんだから気をつけろ」と思うだろうし、自動車側の人は…

学会明け

病理学会、お疲れ様でした。 学会明けは仕事が溜まっていて、憂鬱な気持ちになります。が、標本の山が消えていくごとに、気持ちも爽やかになります。 学会では学会でしか会えない人に会ったり、普段なかなか話せない人と話せたり、と学会の内容以外でもいろ…

学会

おはようございます。 春~初夏、秋は学会のシーズンです。ゴールデンウィーク前後は春の学会真っ盛りですね。 この時期になると、病理の顕微鏡写真の依頼が一気に増えます。昔はアナログだったため、時間がかかりましたが、最近はデジタルカメラで撮るので…

松果体部腫瘍 Pineal parenchymal tumor with intermediated differentiation (PPTID)

久しぶりにアップします。 人生で初めての人やモノ、状況に出会うのは新鮮かつ印象的で、また不安なこともあります。病理診断においても同じです。 今回はなかなか診ることの少ないものを呈示してみたいと思います。まともに病理組織像をこのブログに挙げる…

病理も診断モダリティの一つにすぎないのです。

このことは、昔から思っていたし、一緒に勉強した研修医や若い病理医にも伝えてきました。このブログでも少し前に臨床診断、画像診断、病理診断、血液検査についてお話ししましたが、まさに上記のことを述べています。 最近、Rad Funという雑誌を目にしまし…

医療ドラマ

おはようございます。 今季も医療系のドラマをやっていますね。少し注目しているのは「ラジエーションハウス」です。病理医はドラマ「フラジャイル」で少し病理医に注目が集まったと勝手に思っているのですが、果たして「ラジエーションハウス」では放射線科…

ID/password

おはようございます。 こういったブログもそうですが、今やインターネットがあれば、いろんな情報を検索できるし、自分の情報も登録できます。買い物もできれば、通帳記載要らずでネット参照すればいい時代になりました。 まあ、そのせいで宅配業者が、とか…

僕のいう青とあなたの見ている青

こんにちは。 いままでお話ししたように、病理医は肉眼や顕微鏡を駆使して、病理診断を下しています。病理診断では、どの分類に入れるか、どのぐらい進行しているか、癌細胞はどんな特徴があってどのような治療をすべきかなどを評価し、病理診断書に記載して…

700床、500床、300床の病院の病理医

病院の大きさを病床数でよく表します。 今まで、700床、500床、300床の病院で常勤病理医をしてきましたが、いろんな意味で、かなりの差があります。 勤務医の数の違い、検体の数の違い、検体の種類の違い。 700床クラスになると、名前と顔が一致しない医師が…

クレジットカード

クレジットカード、何枚持っていますか? 複数持っている場合には使い分けていますか?それともできるだけ一つのカードに使用を集中させていますか? ポイント重視?ステータス重視? 結局、最後に作ったクレカに集中しがちです。

病理ブログ、病理サイト

病理医によるブログですが、病理診断自体のことをあまり書いていませんねぇ。病理医や病理診断の周辺のことについては書いていますが、、、 というのは、すでにいろいろなブログやサイトがあるからです。 例えば、かの有名なDr.ヤンデルのブログ http://drya…