病理も診断モダリティの一つにすぎないのです。
このことは、昔から思っていたし、一緒に勉強した研修医や若い病理医にも伝えてきました。このブログでも少し前に臨床診断、画像診断、病理診断、血液検査についてお話ししましたが、まさに上記のことを述べています。
最近、Rad Funという雑誌を目にしましたが、有名な某病理医が同じようなことをその雑誌で話していて、少しうれしくなりました。同じようなことを考えている人はいるものですね。
http://www.e-radfan.com/shop-radfan/69073/
臨床-画像-病理の三位一体(Jaffe's triangle)。加えて血液検査・遺伝子などを加えた四位一体というこのご時世です。病理診断=最終診断という時代は過去の話、って言ったら言い過ぎかな?