病理医が読む書籍、買いたくなる書籍⑤
おはようございます。patholtanです。朝は涼しくなりましたが、昼間はまだ暑いですね。
さて、今日のお話は、
⑤どこかの病院でされているカンファレンスをまとめた本
についてです。
例えば
「実践的 泌尿器腫瘍病理診断 」
「画像と病理の対比から学ぶ膵癌診療アトラス―手術適応の決定と術式立案に役立つ読影の要点に迫る! 」
「癌研内視鏡治療病理カンファレンス―食道・胃 NBI所見と組織像 」
なんかがこれにあたります。
結局、臨床と病理の対比を学んでいるということでは、④と同じですが、実際の症例に当たりながら確認できるのがいいところです。
この手の本はあまり出ていませんが、がん拠点病院ではキャンサーボードや領域別・臓器別のカンファレンスをしているはずなので、それを上手にまとめればこうなる、というお手本ですね。
特に、膵癌の書籍は本体6000円、内視鏡治療の書籍は本体6500円なので、お得感あります。って病理がらみの書籍のせいで書籍に対する金銭感覚が狂っているかも、、、